常夏のマレーシアで、fabric flower artist(布花作家)として講師業を中心に活動しています。レッスンでは、自らデザインしたオリジナルのパターンと、独自の染色法で指導しています。また、制作時にはカラーとスタイリングの知識をベースに、「お客様に似合う色」や「似合うデザイン」を提案させていただいています。レッスンやスクールのお問い合わせは、facebookより受け付け中です!

2015/03/31

ペナン・プラナカン・マンション

みなさま、こんばんは。いかがお過ごしですか?

我が家は、慌しい日常にすっかり逆戻り。

たまったお仕事がいっぱいあるけれど、春休み中のちっちに追われて、なかなか進められなくて、困ってます(笑)

あせっても仕方ないので、できることから少しずつやっていきます。

今日は、お仕事の一環で写真の整理。

今後展開予定のプ「ラナカン・プロジェクト」の参考資料なんですが、少しブログでもご紹介してみます。

まずは、こちら



映画の舞台にもなったPinang Peranakan Mansion。

鮮やかなミントグリーンのお屋敷です。


お屋敷の1階は応接間やダイニングホール


マザー・オブ・パールが贅沢に敷き詰められた高級な家具がずらりと並んでいます。

壁にかけられた額縁には、


錦糸・銀糸で細かい刺繍がほどこされた布が所狭しと飾られています。




天井には豪華なシャンデリア。

棚の上には

 
 アールデコ調の花瓶や燭台など

360度、どこを見渡しても豪華絢爛な調度品ばかり。

母屋を出てキッチンの方へ向かうと



 



爽やかなミントグリーンの中庭があります。




ものすごく涼しい風が吹き抜けて行きます。もしかしたら、風水にのっとって作ったから、ここにはいい風が吹くのかも?なんて、想像してしまいます。



キッチンの手前にあるトイレ。入り口には、こんな贅沢なキャビネットがありました。



キッチンの写真は割愛しますが、美しいニョニャウエア(食器類)や、かご、鍋やお菓子の型まで、たくさんの展示がありました。

キッチンの反対側はビーズの展示コーナー。


実は、私の行った日は、ビーズコーナーのお手洗いの改修工事がある日だったらしく、本当だったら、このコーナーは閉鎖されているはずでした。

朝一番だったからか、ガードマンがボケていたのか、私だけ中に入れてもらえました(笑)




ニョニャビーズの定番と言えば、オールドローズの図案!

本当に美しくて、うっとりしてしまいます。




 シンガポール博物館のような巨大なビーズ刺繍はありませんでしたが、点数では負けてないと思います。


プラナカンのビーズ刺繍は、平面に細かいビーズをクロスステッチを描くように刺繍していく図案が多いですが、


このように、立体的にふっくらと刺繍しているものもありました。

また、写真は良くないのですけど・・・


めずらしい、スミレの図案のビーズ刺繍もありました。

まだたくさん写真がありますが、今日は1階の3コーナーをご紹介して終了します!

それでは、みなさま、おやすみなさい☆