常夏のマレーシアで、fabric flower artist(布花作家)として講師業を中心に活動しています。レッスンでは、自らデザインしたオリジナルのパターンと、独自の染色法で指導しています。また、制作時にはカラーとスタイリングの知識をベースに、「お客様に似合う色」や「似合うデザイン」を提案させていただいています。レッスンやスクールのお問い合わせは、facebookより受け付け中です!

2015/07/26

最近、制作しているものたち

 みなさま、いかがお過ごしですか?こんな真夜中にブログ更新です。

我が家は、ちっちのお泊まり会も無事終了し、本格的に夏休みに入りました。

Kepyokさんでの展示会を8月8日(土)に控え、来週28日には、最終打ち合わせ。もう、いろんなことが秒読み段階にも関わらず、相変わらず、遅々として製作は進んでおりません(ーー;


Kepyokさんでのイベント詳細はこちらですよ↓




ほんと言い訳でしかないと思うんですけど、実は、7月上旬より、ブライダル・プロジェクトのお話をいただきまして、展示会の準備とちょうど重なる形で進行せざるを得なくなり、いろいろありまして、四苦八苦しております。

 というわけで、話がまた長くなりましたが、最近制作したものたちをUPしてみます。

まずはブライダル用に進めているお花から。



小さな芍薬のような、それでいてミニ薔薇のような、コントラストをつけたお花の飾りを制作してみました。

モデルがちっち(5歳児)なので、大きすぎるように見えますが、大人がつけるとそんなに大きくありません。お花の直径は、3.5cm ~4.5cmほどで、開花具合によって変わります。

このお花を元に、制作した花冠も二つほどあるのですが撮影できておらず、UPできません。ごめんなさい(苦笑)

ひとまず、オーダー受付できる形で、Kepyokさんのイベントでも展示のみ予定しております。

先日、お客様との打ち合わせで、実際に着用されるブライドメイド用のドレスをお預かりしまして、着用される方8名を写真で拝見させていただきました。

比較的、小柄な方やスレンダーな方が多い中で、2名ほど、体格の良い方や若干大人っぽい感じの方がいらっしゃり、一枚目の画像のような小さな花を使うと、違和感が出ますとお話しさせていただきました。

体格の大きめの方や大人っぽい方向けには、大きめの芍薬のつぼみをつけた花冠を試作することで、打ち合わせはまとまりました。

 打ち合わせ後に試作したお花


 花嫁さま自らお花を制作されたいそうなので、少し難易度が高いかと思いましたが、内側は通すだけでよい芍薬風のお花を作りました。

全体は、



少し大きめのお花と中くらいのお花に紫陽花などの小さなお花をいくつか重ね、葉っぱをお多めにまとめるようなデザインにまとめました。

この時点でワイヤーむき出しですけどね(笑)


 展示会用の作品は、コサージュ、ピアスを中心にいこうと思っております。



大好きなDavid Austin Roseは、お色違いでいくつか持っていきたいなと考えています。

そして、375の代表作と言っても過言ではない蝶豆も、リストに入っています 。

今日は、育メン・パパ大活躍で、ずいぶん制作する時間ができまして、蝶豆の染色は3色分終わりました。


本物の蝶豆は、青、薄紫、白の3色があります。

最初に作ったのは


白い蝶豆。

白は膨張色のため、花数が少ない方がエレガントに見えます。

まだ組み終わってませんが、画像のように、小さなミニブローチも仕立ててみました。

葉っぱのコテ当ても、以前と変更しまして、より花らしさが増すよう工夫してみました。


蝶豆を組んでいる時は、本当に幸せな気持ちになります。


美しいものに触れる。

美しいものが生まれる。

幸せな気持ちが、作品を手にとってくださるお客様に、そのまま伝わるといいなと思います。

それでは、みなさま、おやすみなさい。